雪多すぎ

2022年03月01日

12月末の大雪から始まった今シーズンの積雪❄️
山沿いの住宅地では屋根からの雪と除雪車がかためた雪の多さに驚きました‼️

  


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ウバタマムシ

2021年12月11日

11月20日、赤坂山のブナの紅葉を見に行った時にブナの木にタマムシによく似た虫がいました。持ち帰って調べてみるとウバタマムシでした。
ヤマトタマムシに比べて地味な外見ですが
東京では絶滅危惧Ⅰ類だそうです。しかし、幼虫は松材の害虫としても有名らしく、タマムシが柱や家具等から羽化する事もあるそうです。

  


湖岸のクルミ

2021年10月12日





湖岸にはたくさんのオニグルミの木があります。クルミは不思議な実です。堅いクルミの殻が子房のふくらんだ本当の実で、石のように堅いので「石果」といいます。木になっている時についている殻を包んでいる緑色の「実」(外皮)は本当の実ではないので「偽果」とよぶそうです。
毎年、クルミを拾い外皮を外してきれいに洗って保存して使っていますので、いつものクルミの処理方法を紹介します。
1外皮の処理
土の中に埋めても良いそうですが、いつも水の中につけています。
2軍手をはめて柔らかくなった外皮を外し、水でよく洗う。
3乾いたクルミを一晩水に漬け、不要になったフライパンでいります。
4殻が少し開いたらマイナスドライバーで、こじ開けます。
5爪楊枝や金串で取り出す。
  


アサギマダラ

2021年10月02日



朝夕は秋らしくなり、気温も下がってきたので朝の散歩でアサギマダラを見つけました。アサギマダラは、羽を広げると10㎝ほどあり、アゲハチョウと同じくらいの大きさです。その名が示すように浅葱色のまだら模様をした美しく、上品な蝶です。この蝶は、日本列島を春には北上し、秋には南下するという大規模な季節移動をしながら、移動することによって、暑さや寒さをしのぎ、世代交代をくり返します。その美しさ・優雅さからは、想像も出来ないほどの過酷な旅をする不思議な蝶です。南下の主要なルートは、東北地方→関東地方→東海地方→紀伊半島→南西諸島→台湾と考えられていますが、他ルートも存在するらしく、全国各地でこの「謎」の解明と「ロマン」を求めて、『マーキング調査』が行われています。幼虫は、キジョラン、イケマなどのガガイモ科の植物を食べます。これらの植物には、有毒な成分が含まれていて、蓄積された毒は、成虫になっても体内に残っているため、鳥などの餌食になることは、あまりないようです。成虫はヒヨドリバナやフジバカマなどを好んで吸蜜します。  


キキョウ

2021年09月21日





山上憶良が万葉集で「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」「萩の花、尾花、葛花、なでしこの花、女郎花、また藤袴、朝貌の花」と詠んだ、「朝貌」は、奈良時代には国内にアサガオはなかったからキキョウだと言われています。
かっては「普通」に見ることができた野生のキキョウは見ることはできなくなっています。
県内では、和南川に沿った一帯に、昔ながらの棚田が残っている場所でがあり、田んぼや畦に咲いているキキョウを見た事があります。  


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メスグロヒョウモン

2021年09月20日



マキノも温暖化で街中で見かけるのはツマグロヒョウモンが多くなりましたが、雑木林でメスグロヒョウモンを見つけました。オスとメスとで、翅のデザインが異なるヒョウモンチョウです。メスは黒地に白帯もようで、オスは他のヒョウモンチョウと同じくヒョウモン模様。樹木のまわりを活発に飛び回り、いろいろな花で吸蜜します。とまっているのはササですが、横にヒヨドリバナが咲いていました。
幼虫の食草はスミレの仲間です。  


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タマムシ

2021年09月20日



9月6日、友人のYさんからLINEで送ってもらったタマムシが産卵している写真です。
後日、その木(コナラ)を見に行くとカミキリムシが開けたと思われる穴に卵がありました。
産卵する樹種は、エノキやケヤキの他に、シラカシやコナラ、クヌギ、ニセアカシアなどの広葉樹ですが、成虫はニレ科の植物の葉、特にエノキの葉をよく食べます。
20日前後で羽化するらしいので、幼虫を確認しに行こうと思っています。
  


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モンキアゲハ

2021年09月13日


ハナトラノオで吸蜜しているモンキアゲハを見つけました。黄色い紋がある翅は幅広くて大きく、日本のアゲハチョウ類では最大。飛んでいても黄白色の紋がよく目立ちます。民家の周辺に多く、9月になっても家の南側でよく見かけ、ヒガンバナで吸蜜している事もありました。  


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サギソウ

2021年08月21日


散歩中に玄関先で育てているサギソウを見つけました。
サギソウは、花そのものの姿を見事にとらえた名前です。ハクチョウでもツルでもない、まさにシラサギが舞う姿。湿地に分布し、比較的身近な植物の一つでした。かっては各地で見られたが、湿地が埋め立てられ、生育環境が悪化し、その数は激減。山野草ブームの中で、大量に掘り採られたことも要因となったそうです。環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧2類に分類されています。
山東町の山室湿原にはわずかながら自生しており「山室湿原を守る会」などが保護活動を続け、少しずつ広がっているそうです。  


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ナゴヤダルマガエル

2021年08月14日



知内川近くの歩道で見つけたカエル。ナゴヤダルマガエルでした。
調べてみると、ナゴヤダルマガエルは本州で最も絶滅が心配されるカエルとされ、環境省レッドリストの絶 滅危惧 IB 類に指定されていますが、琵琶湖辺の水田では普通に見られるそうです。
他の多くのカエルと異なり、水田から出ることなく生活史を完結でき、また日本のカエルのうち最も水田への依存度が強く、水田とその周辺以外で見ることはたいへん稀であり、そのため乾田化、農事暦、殺虫剤や畦の除草剤などの影響を受けやすいそうです。
ナゴヤダルマガエル減少の一因と考えられるのが中干しで、田植えが 5 月下旬以降であれば、高水温下で早く成長し、中干しまでに上陸できることもあるが、産卵期が 5 月から 8 月までと長く、また同一個体が複数回産卵することが多いので、 遅い時期に生まれたオタマジャクシは中干しによってほとんど死滅するそうです。
また、愛知県の平野部の水田における生物多様性の指標種として選定されていました。

  


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