三国山湿原のキンコウカ

2024年08月01日



6月末に三国山湿原のキンコウカを見に行ってきました。
正規の赤坂山ルート(赤坂山ー明王の禿ー三国山)では7〜8時間かかるので長時間のコースではなく白谷温泉のある国道533を北上し、黒河林道から行きました。
通行止めになっているチェーンの手前で車からおりて3Km歩くと掲示板のある「赤坂山遊歩道」に着きます。
遊歩道を40〜50分程進むとキンコウカの群生地に着きました。
午後からの雨が心配でしたが、標高があるため登山道には写真のような咲き終わっている樹木や野草をたくさん見ることができました。
赤坂山もそうですが福井県との県境にはブナ林をはじめこうした自然が残っている良さを改めて感じる事ができました。  


ユウスゲ

2022年07月26日

雑木林の中なので、植えられたものだと思いますが、ユウスゲを見つけました。早朝だったので、まだ開いていませんでしたが、綺麗な黄色い花がよく目立ちました。
  


ヒグラシ

2022年07月20日

マキノの雑木林の中は朝、夕の薄暗い時にヒグラシの鳴き声に包まれます。例年なら6月末には鳴き始めますが、今年は少し遅れました。
田んぼの畦のシュレーゲルアオガエルの卵も
例年より遅く見かけ、ヤマアカガエルも成長が遅れていました。
大雪と春先も寒さに合わせて成長しているようです。  


松の木内湖のコハクチョウ

2022年03月01日

今シーズンは松の木内湖のコハクチョウが増えているそうです。
見に行ってみると首筋がグレーの幼鳥も多く、150羽ほどがいました。

  


ウバタマムシ

2021年12月11日

11月20日、赤坂山のブナの紅葉を見に行った時にブナの木にタマムシによく似た虫がいました。持ち帰って調べてみるとウバタマムシでした。
ヤマトタマムシに比べて地味な外見ですが
東京では絶滅危惧Ⅰ類だそうです。しかし、幼虫は松材の害虫としても有名らしく、タマムシが柱や家具等から羽化する事もあるそうです。

  


湖岸のクルミ

2021年10月12日





湖岸にはたくさんのオニグルミの木があります。クルミは不思議な実です。堅いクルミの殻が子房のふくらんだ本当の実で、石のように堅いので「石果」といいます。木になっている時についている殻を包んでいる緑色の「実」(外皮)は本当の実ではないので「偽果」とよぶそうです。
毎年、クルミを拾い外皮を外してきれいに洗って保存して使っていますので、いつものクルミの処理方法を紹介します。
1外皮の処理
土の中に埋めても良いそうですが、いつも水の中につけています。
2軍手をはめて柔らかくなった外皮を外し、水でよく洗う。
3乾いたクルミを一晩水に漬け、不要になったフライパンでいります。
4殻が少し開いたらマイナスドライバーで、こじ開けます。
5爪楊枝や金串で取り出す。
  


アサギマダラ

2021年10月02日



朝夕は秋らしくなり、気温も下がってきたので朝の散歩でアサギマダラを見つけました。アサギマダラは、羽を広げると10㎝ほどあり、アゲハチョウと同じくらいの大きさです。その名が示すように浅葱色のまだら模様をした美しく、上品な蝶です。この蝶は、日本列島を春には北上し、秋には南下するという大規模な季節移動をしながら、移動することによって、暑さや寒さをしのぎ、世代交代をくり返します。その美しさ・優雅さからは、想像も出来ないほどの過酷な旅をする不思議な蝶です。南下の主要なルートは、東北地方→関東地方→東海地方→紀伊半島→南西諸島→台湾と考えられていますが、他ルートも存在するらしく、全国各地でこの「謎」の解明と「ロマン」を求めて、『マーキング調査』が行われています。幼虫は、キジョラン、イケマなどのガガイモ科の植物を食べます。これらの植物には、有毒な成分が含まれていて、蓄積された毒は、成虫になっても体内に残っているため、鳥などの餌食になることは、あまりないようです。成虫はヒヨドリバナやフジバカマなどを好んで吸蜜します。  


ナガバモミジイチゴ

2021年08月04日

ナガバモミジイチゴ
ナガバモミジイチゴを見つけました。葉がモミジに似ている落葉低木で、オレンジの実は酸味があってとても美味しい。
自宅の藪川にはフユイチゴが群生し、大量に採れるので去年はジャムにしました。
この時期よく見るクサイチゴ等のキイチゴ属は、ナワシロイチゴも美味しく食べられます。