サギソウ
2021年08月21日

散歩中に玄関先で育てているサギソウを見つけました。
サギソウは、花そのものの姿を見事にとらえた名前です。ハクチョウでもツルでもない、まさにシラサギが舞う姿。湿地に分布し、比較的身近な植物の一つでした。かっては各地で見られたが、湿地が埋め立てられ、生育環境が悪化し、その数は激減。山野草ブームの中で、大量に掘り採られたことも要因となったそうです。環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧2類に分類されています。
山東町の山室湿原にはわずかながら自生しており「山室湿原を守る会」などが保護活動を続け、少しずつ広がっているそうです。
Posted by acorn at
19:30
│Comments(3)
ナゴヤダルマガエル
2021年08月14日


知内川近くの歩道で見つけたカエル。ナゴヤダルマガエルでした。
調べてみると、ナゴヤダルマガエルは本州で最も絶滅が心配されるカエルとされ、環境省レッドリストの絶 滅危惧 IB 類に指定されていますが、琵琶湖辺の水田では普通に見られるそうです。
他の多くのカエルと異なり、水田から出ることなく生活史を完結でき、また日本のカエルのうち最も水田への依存度が強く、水田とその周辺以外で見ることはたいへん稀であり、そのため乾田化、農事暦、殺虫剤や畦の除草剤などの影響を受けやすいそうです。
ナゴヤダルマガエル減少の一因と考えられるのが中干しで、田植えが 5 月下旬以降であれば、高水温下で早く成長し、中干しまでに上陸できることもあるが、産卵期が 5 月から 8 月までと長く、また同一個体が複数回産卵することが多いので、 遅い時期に生まれたオタマジャクシは中干しによってほとんど死滅するそうです。
また、愛知県の平野部の水田における生物多様性の指標種として選定されていました。
Posted by acorn at
08:58
│Comments(0)
ミカドフキバッタ
2021年08月13日

小雨の中、雑木林の畑でナスをとっている時に見つけました。
フキバッタの仲間は主に山地に住み、翅が退化して飛ぶことの出来ないものがほとんどだそうです。
後ろ足のふとももがまだ赤くなっていないので成虫ではないようです。
Posted by acorn at
19:53
│Comments(0)
キリギリス
2021年08月12日
マキノの雑木林の林縁でよく見かけるキリギリス。成虫はギー・チョン・ギー・チョンとよく鳴きます。
メスは、写真のように長くするどい産卵管を持っています。幼虫、成虫ともに雑食性ですが、よく生きている昆虫を捕らえて食べ、同じ虫カゴにいれると共食いをします。
メスは、写真のように長くするどい産卵管を持っています。幼虫、成虫ともに雑食性ですが、よく生きている昆虫を捕らえて食べ、同じ虫カゴにいれると共食いをします。

Posted by acorn at
16:45
│Comments(0)
マキノの田んぼ
2021年08月06日
マキノの棚田です。もう、籾がついています。この時期の籾はまだ中が固まっていないので、口に入れてみるとミルクのようです。
去年の秋は猿が田んぼの中にまで入ってきて、実った稲を倒して困っていると聞きました。
猛暑でも、田んぼの上を吹く涼風に当たると気持ち良くなります。

去年の秋は猿が田んぼの中にまで入ってきて、実った稲を倒して困っていると聞きました。
猛暑でも、田んぼの上を吹く涼風に当たると気持ち良くなります。

Posted by acorn at
06:42
│Comments(0)
クツワムシの幼虫
2021年08月05日

アジサイの葉にクツワムシの幼虫がいました。成虫になると、ガチャガチャガチャと大音量で鳴きまくるクツワムシ。近くの林によくいるので、果物や野菜だけでなく煮干しや削り節など、動物性のものも与えて2匹を一緒に飼育していたのですが、共食いをしていました。
Posted by acorn at
07:04
│Comments(0)
バックムーン
2021年08月05日

7月24日、南東の方角にある雑木林の上にのぼってきた7月の満月バックムーン。札幌にいる友人から雲で見えないとのLINEがきたので、写真を撮って送りました。写真では見えていないのですが、9時過ぎに撮影したので、おそらく右上にみえた白い星が土星だと思います。
Posted by acorn at
00:00
│Comments(0)