キキョウ
2021年09月21日


山上憶良が万葉集で「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」「萩の花、尾花、葛花、なでしこの花、女郎花、また藤袴、朝貌の花」と詠んだ、「朝貌」は、奈良時代には国内にアサガオはなかったからキキョウだと言われています。
かっては「普通」に見ることができた野生のキキョウは見ることはできなくなっています。
県内では、和南川に沿った一帯に、昔ながらの棚田が残っている場所でがあり、田んぼや畦に咲いているキキョウを見た事があります。
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15:32
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メスグロヒョウモン
2021年09月20日

マキノも温暖化で街中で見かけるのはツマグロヒョウモンが多くなりましたが、雑木林でメスグロヒョウモンを見つけました。オスとメスとで、翅のデザインが異なるヒョウモンチョウです。メスは黒地に白帯もようで、オスは他のヒョウモンチョウと同じくヒョウモン模様。樹木のまわりを活発に飛び回り、いろいろな花で吸蜜します。とまっているのはササですが、横にヒヨドリバナが咲いていました。
幼虫の食草はスミレの仲間です。
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13:59
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タマムシ
2021年09月20日

9月6日、友人のYさんからLINEで送ってもらったタマムシが産卵している写真です。
後日、その木(コナラ)を見に行くとカミキリムシが開けたと思われる穴に卵がありました。
産卵する樹種は、エノキやケヤキの他に、シラカシやコナラ、クヌギ、ニセアカシアなどの広葉樹ですが、成虫はニレ科の植物の葉、特にエノキの葉をよく食べます。
20日前後で羽化するらしいので、幼虫を確認しに行こうと思っています。
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11:27
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モンキアゲハ
2021年09月13日

ハナトラノオで吸蜜しているモンキアゲハを見つけました。黄色い紋がある翅は幅広くて大きく、日本のアゲハチョウ類では最大。飛んでいても黄白色の紋がよく目立ちます。民家の周辺に多く、9月になっても家の南側でよく見かけ、ヒガンバナで吸蜜している事もありました。
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14:08
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